理学療法士 転職 何年目が理想?転職成功のベストタイミングを解説
理学療法士・PTの転職は何年目にするのがいいの?と不安や悩んでいる人は多いと思います。
結論!!1番のおすすめは理学療法士経験4〜6年目です。それ以外はダメなの?と思うかもしれません。安心してください。おすすめの一例です。いつでも転職はできます。この記事では各経験年数に分けて解説していますので参考にしてみてください。このサイトに訪れた理学療法士以外の職種の人、例えば作業療法士・OTさんも参考にしてみてください。
unwavering ptを運営している月太郎です。日々の経験の中から、皆様の悩みを解決するとともに、新たな人生の第一歩の行動を踏み出せるよう転職サイトを紹介しています。
理学療法士の転職は何年目がいいの?
理学療法士の転職は実際何年目での転職がいいのでしょうか?結論!5〜6年での転職がおすすめです。1番の理由は求人元からしたらかなりの即戦力になるから!です。では、新人、あるいはベテランになったら就職に不利なんじゃないの?と思いませんか?それぞれ経験年数毎にメリット、デメリットを解説していきます。
理学療法士経験年数1年未満
メリットはこちら
- スキルの向上
- 新鮮な視点
- 先輩に相談しやすい
スキルの向上
経験年数が浅くても、新しい職場で学び、経験を積む事でスキルアップにつながります。意欲的で学習意欲が高い人は飛躍的に成長できます。
大事な事は、現場経験が浅い段階では、スキル向上を目指して自己研鑽を頑張りましょう。「じゃあ勉強会とかたくさん出ないといけないって事?」と思う人もいると思います。答えはNO!です。経験が浅い時はがむしゃらに患者さんを良くする!その強い気持ちがあれば自ずと成長します。
しかし、その気持ちがないと何年経っても新人レベルで終わるのでモチベーションを上げられる職場に入れるといいです!
1年目のうちは患者さんのため、そして成果が出なかった時は反省する事ができればとても成長する。
新鮮な視点
経験が浅いと新しい視点やアイデアを持つことができて問題に対して新たな解決策を生むことができます。実際に新人の治療内容を見てなるほどな!と思う事もあります。
先輩に相談しやすい
分からない事があっても先輩に相談しやすいというメリットがあります。
些細な事で相談しても先輩側からみたら「まぁ1年目だしな!」と何でもアドバイスしてくれます。これが、中堅クラスになると「え?そんな事も知らないの?大丈夫か?」と見られます!新人のうちはどんどん先輩の知識、技術を、盗みまくってください!絶好のチャンス!
デメリットはこちら
- スキル不足
- 受け入れ先が少ない
- すぐに辞めないか心配される
- 給料面での制約
先輩にどんどん聞けるのは1年目の特権です!
スキル不足
経験が浅いため、経験豊富な候補者と比べると知識、経験が不足しています。まぁこれはしょうがない!これからが大切です!これからスキル、経験を磨いていけば大丈夫!
受け入れ先が少ない
経験年数1年未満の転職市場は競争が激しいですのでなかなか受け入れ先が見つからないかも。
自分で探すのは難しい。転職エージェントを利用すると効果的!
すぐに辞めないか心配される
長期にわたる職歴がないとネガティブな印象となりやすいです。雇用安定性がないと判断されて雇用主からの信頼が得にくい可能性があります。
給料面での制約
給料や初任給が一定水準よりも低く設定される可能性があります。
デメリットの解決策
適切な職場を選んで積極的に学び成長していきましょう。転職する場合は、慎重にプランニングして現実的な目標を立てるように注意しましょう。
理学療法士経験年数2〜4年
メリットはこちら
- スキルの習得と実績の構築
- 転職の選択肢が多い
- キャリアプランを考えやすい
スキルの習得と実績の構築
業務におけるスキルや知識を着実に習得して実績を積む事ができます。新しい職場での成功につながります!
転職の選択肢が多い
経験年数が浅い時と比べると求めている求人元がおおくなるので転職の選択肢がひろがりやすいです。
キャリアプランを考えやすい
全体的に深くはないですが経験が積まれます。その経験の中で自分が専門的に続けていきたい領域が見つかってきます。そのため、これから専門知識を向上させ技術を磨いていくために転職は有効となります。
専門的に学びたい事が見つかっていればこの時期はとてもベストな時期!
デメリットはこちら
- スキルアップの制限
- まだ新人扱いされることもある
スキルアップの制限
短期間で転職を続けるとスキルや専門知識の継続的な成長が制限される可能性があります。
まだ新人扱いされることもある
経験が豊富であるとは言えない年数です。たしかに4年目となればある程度経験してきたという印象にはなります。
理学療法士経験年数5〜6年
メリットはこちら
- 即戦力として期待される
- キャリアアップ転職が可能
- 総合的なスキルセット
- 給与の向上
即戦力として期待される
チームのローテーションが済んだり、専門的な分野が見つかり臨床に奮闘している時期ですね!実際、どんな業務を任せられても大丈夫なくらい対応可能です。求人元からしたら大きな即戦力になること間違いなしです。
5〜6年目は1番の即戦力として期待されます!どの職場も欲しい年数です!
キャリアアップ転職が可能
5〜6年間の経験が、役職昇進やリーダーシップの機会を提供する可能性があります。新たなチャレンジができキャリアを発展させる機会が増えます。
総合的なスキルセット
異なる組織や役割での経験は多様なスキルセットを養うことに役立ちます。柔軟性が高く、多くの仕事に適応しています。
給与の向上
経験が増えると市場価値が増え給与アップが期待されます。
デメリットはこちら
- 転職先との仕事内容にギャップがある
- 業務負担が増えるかも
転職先とのギャップがある
職場はそれぞれの色があります。例えば臨床に力を入れていて質の高い理学療法を提供している所もあれば、質の低い理学療法を機械的にこなしている所もあります。
また、前の職場ではやっていなかったカルテや書類業務が多い所もあります。ギャップがどうしても生じてしまう事もあります。解決策としては、転職サイト(エージェント)を利用して内部事情をサーチしておきましょう!
ここで失敗している人はたくさんいます。転職エージェントで内部調査をしてもらおう!
業務負担が増えるかも
経験年数が5〜6年となると、仕事がオールマイティにできると評価されているためプラスしてリーダー業務や管理義務が任せられることもあります。責任を負う仕事が任せられるかも!
理学療法士経験年数7年以上
メリットはこちら
- リーダーとして任される
- 実績によっては大幅給料アップも
- 場合によっては管理職
リーダーとして任される
経験年数10年以上ですと、業界ではベテランの域です。最低限チームをまとめるリーダー業務は任せられるでしょう。
実績によっては大幅給料アップも
求人元が求めている実績をあなたがお持ちの場合、好条件にて転職が可能になる可能性があります。
場合によっては管理職
病院では難しいかもしれませんが、事業所やクリニックですと一気に管理職として任命される可能性があります。管理職ですと年収はかなり高い傾向にあります。
デメリットはこちら
- 柔軟性がないと思われる
- キャリアが認められないと就職しずらい
柔軟性がないと思われる
経験を積むと自分の理学療法というものが確立しています。理学療法に関する信念、方法、考え方が出来上がっていますので求人元からすると柔軟性がないのでは?と懸念されます。中には「新しい風を吹かせたくない」と思う所もあります。
入職仕立ては、職場環境にまず合わせましょう。最初の第一印象は強烈です!
キャリアが認められないと就職しずらい
ベテランの域なのである程度のキャリアや特技がないと他のライバルとの競争に勝てない可能性があります。何か自分の強みを持っている必要があります。
私はあまり資格ばかりというものは好きではないのですが、ふるいにかけられるとしたらそこが挙げられます。臨床での特技は求人元が欲しい能力があるか?例えば、急性期病院で集中治療領域の理学療法のノウハウを理解している人材が欲しいとなったら、その能力を持っている人はかなり有利になります!資格に負けないように自信、実力つけていきましょう!
理学療法士の転職◯年目で求められるスキル
これまで経験年代別に転職のメリット、デメリットを解説してきました。では、どんなスキルが求められているのか皆様気になりませんか?以下に経験年数別で解説していきますを
理学療法士1年目から3年目の転職に必要なスキル
1年目、2年目、3年目に求められるスキルは以下の通りとなっています。
- 基本的な専門知識
- 理学療法においてゴール設定を立てられる
- 患者を評価しゴール達成を困難とする原因、問題点を抽出する
- カンファレンスなどで患者紹介をスムーズに実施できる
- 多職種(医師・看護師・薬剤師・臨床工学士、栄養士など)とのコミュニケーションをとれる
基本的な専門知識
最低限国家試験での知識は身につけておきましょう。実際に担当した患者さんの病態、治療の流れ、手術方法など受け持った患者さんの全てを知る勢いで情報収集していくとどんどん知識は増えていきます。
理学療法においてゴール設定を立てられる
理学療法において患者さんのゴールを設定することは1番大切と言っても過言ではありません。ゴール設定をしないと、行き当たりばったりの理学療法になり何年経っても成長しないのでゴール設定はしっかりしていきましょう。
患者を評価しゴール達成を困難とする問題点を抽出する
ゴール設定が完了したらゴール到達を阻害する問題点を理学療法評価から見つけ出していきましょう。先程のゴール設定があるかないかで問題点がブレなくなります。
カンファレンスなどで患者紹介をスムーズに実施できる
担当患者を簡潔に説明できるということは、患者さんの事、自分の行っている事が全て理解できていないとできません。この能力を持っておく事で、今後の後輩指導スキルも付いてきます。
多職種とのコミュニケーションをとれる
働く上で多職種とのコミュニケーションは必要不可欠です。チーム医療と言われているように、チーム一丸となって患者さんを良くしていきましょう。
この時期は基礎固めをしておけば大丈夫です!
理学療法士4年目から6年目の転職に必要な能力
理学療法士4年目から6年目の転職に必要な能力は以下の通りになっています。
- 基本どんな症例でも対応可能
- 後輩指導ができる
- 患者の状態変化に即座に気づき迅速なフォローができるようになる
- 学生指導ができる
- 臨床業務以外の業務、例えば委員会業務や係業務ができる
基本どんな症例でも対応可能
上記で紹介した1年目から3年目のスキルを獲得しておけば基本どんな症例でも対応可能です。中堅理学療法士という立場になりますので難症例を任せられる事が多くなります。
1年目から3年目のスキルの基本さえしっかりしていればどの分野で働いても大丈夫です!ちょっと心配な方は今からでも遅くないのでスキルを身につけてみましょう。
後輩指導ができる
4年目以降になると後輩指導が始まってきます。指導するという事は指導者は全て理解していないといけません。
指導をする事で指導者も同時に成長します。1年目から3年目で必要なスキルを獲得できるように指導してあげましょう。
ちなみに私は、1年目から6年目まで毎日恩師から質問攻めをくらってました!きつかったですが、今思えばそのおかげでスキルが身についたと言えます!
患者の状態変化に即座に気づき迅速なフォローができるようになる
経験を積んでいくと、患者さんの僅かな変化にも気づくようになります。
例えば、急性期病院で考えると
人工呼吸器管理の患者で抜管、抜管直後は特に呼吸様式、SpO2に問題はなかった。理学療法介入時に訪室すると、SpO2が89%、で呼吸様式はシーソー呼吸となっている。聴診所見では気管支上部にて狭窄音が著明。抜管後の気道狭窄を疑い、ドクターへ報告。直ちに再挿管となった。
上記で紹介した内容はほんの一例です。毎日の診療業務では様々な事が起きます。
学生指導ができる
学生指導は経験5年目から臨床実習指導者講習会を修了する事で翌年から実際にスーパーバイザーとして学生指導をする事ができます。
学生指導は、新人指導をする事よりも難しいです。解剖学、運動学、生理学、理学療法基礎知識など学生のレベルに応じて指導方法を検討していく必要があります。
お願い
臨床実習指導者になった時は、学生に「理学療法士を目指して良かった!楽しい!」というように思わせてあげてください。
多職種との関わりや後輩指導の責任が求められてきます。
理学療法士7年目から10年目の転職に必要な能力
- チーム内のマネージメントができる
- V.I.P対応の患者さんやクレーマーの患者さんの対応ができる
- 病院あるいは事業所の運営に多少関与できる
チーム内のマネージメントができる
チームリーダーを任せられる年数です。チームリーダーは、基本的にチーム内のマネージメントをします。チームの休みの管理、チーム内で上がった意見をまとめて所属長へ提示する、トラブルの際はトラブル解決などがあります。
V.I.P対応の患者さんやクレーマーの患者さんの対応ができる
V.I.P対応の患者さんやクレーマーの患者さんの対応が多くなります。臨床経験を積んでいくと様々な患者さんへの対応能力がつくのでトラブル防止のためにもリーダーが行く事が多いです。私はこの立場ですがリーダーの定めとして捉えて割り切ってます!
病院あるいは事業所の運営に多少関与できる
リーダーを越えるとその先には管理職というポストが待っています。管理職は主に部や病院の運営に関与します。どうしたら売り上げを落とす事なく維持可能か、部下の無駄な業務負担を探して働き方改革をする、部での新しい動きを起こしていきたい場合に経営陣から許可を得にいくなどがあります。下からの意見、上からの意見を中立して良い方向に持っていく事が求められます。
チーム責任者となる年代。全体を見てかつ責任ある仕事が要求されます。
今すぐに転職すべき時は?
転職時期を見極める事も必要ですが、今すぐに転職するべき時もあります。それは以下の通りとなっています。
- ブラックな職場で働いていてつらい
- 毎日心身・精神的につらい
- キャリアプランが明確になって現職場では達成できないと判断した場合
ブラックな職場で働いていてつらい
職場にはホワイトな職場、ブラックな職場があります。その中でもブラックな職場にあたってしまった人がいると思います。
例えば
- 残業代なし
- 有休が希望に沿って取れない
- 休日は、学会の手伝いなどで休みなし
- 無駄に多くの書類作成
- 単位ノルマが多すぎる
例にあげた項目だけでもかなりブラックですよね。ブラックな職場よりホワイトな職場はかならず存在するのですぐの転職を目指しましょう!
理学療法士の残業問題に悩んでいる方は以下の記事をご覧ください。
理学療法士が知るべき残業の現実と働き方改善の具体策と実践例と健康管理
休みが取りにくかったり、少ない事で悩んでいる方は以下の記事をご覧ください。
単位のノルマが1日18単位以上という職場ではありませんか?単位ノルマで悩んでいる方は以下の記事をご覧ください。
単位ノルマと向き合う理学療法士の日常とは?プロが直面する …
毎日心身・精神的につらい
この状態に陥ってしまった際は、早急に転職か退職をしましょう。
実際、不調や辛さを我慢し続けて体調を壊しても何もいい事はありません。身体と精神を壊しては取り返しのつかないことになるので我慢せず実行しましょう。
転職で今の職場よりいい所なんて星の数ほどありますから大丈夫です。
キャリアプランが明確になって現職場では達成できないと判断した場合
回復期リハビリテーション病院で働いている人だとしましょう。急性期病院を経て回復期リハビリテーション病院に転院してきた患者さんを在宅目指して頑張りますよね。その中で、急性期病院でいったい何をしてきたのだろう?なんでこんな拘縮しているのだろう?と様々な疑問があり、自分が急性期病院にいって最高な状態で患者さんを回復期リハビリテーション病院に繋ごうというキャリアプランが確立したとします。その場合は、回復期リハビリテーション病院ではキャリアプランを果たせませんよね?そのため急性期病院へ転職しないといけません。
身体を壊しては遅い!自分を守れるのは自分です!我慢しすぎないように!
理学療法士1年目でやめたい場合
理学療法士1年目でもやめたい理由が上記で解説した今すぐに転職すべき時は?に該当するようでしたらやめていいと思います。
まず、やめたい理由をもう一度考え直してみる事が重要です。考え直してみると実は今すぐやめるべき時期でない可能性もあります。
現在では、第二新卒での就職は当たり前の時代になっています。ようは大転職時代です。
転職をする事で、高条件の案件に就職でき、ライフワークバランスが安定し、よりよい環境でスキルアップができるというメリットがあります。
昔は、1年目は何があっても耐えろ!という時代でしたが今は違います。自分のより良い環境を探すためにも転職エージェントを利用すると転職が効率良く可能となります。
1年目で転職しても成功した人はたくさんいます。
理学療法士で今の職場を辞めたいと思っている方は以下の記事で皆が辞めたい理由と解決策を解説しています。是非ご覧ください。
理学療法士の転職時期でのおすすめ
理学療法士のおすすめの転職時期について解説していきます。
4月、10月入社を目指すのがオススメ
理学療法士の転職は4月、10月入社を目指して活動しましょう。入職2〜3ヶ月前からスケジューリングして転職活動をすことがコツです。
なぜ4月、10月入社がいいの?
- 4月、10月の採用に向けて求人をだす求人元が多い
- 新卒者と同時入社になる。部門マニュアルなど同時に指導する事が可能
4月、10月の採用に向けて求人をだす求人元が多い
4月と10月が日本で最適な転職時期と言われるには理由があります。
多くの病院や事業所は会計年度が4月からスタートし新しい予算やプロジェクトなどが始まる時期です。
10月は中途採用シーズンと言われています。病院や事業所(訪問看護ステーション、介護施設など)が新しいプロジェクトや部署の立ち上げを行う時期です。
新卒者と同時入社になる。部門マニュアルなど同時に指導する事が可能
1番皆様が知る転職のタイミングは4月ですよね?4月からの入職は圧倒的に新卒者が多いです。経験者も4月入職であると入職後の部門マニュアルの説明など同時に進める事ができるので病院や事業所、整形外科クリニックにとっては効率的です。
転職のタイミングは必須!高条件の案件も出やすい!
理学療法士の転職でおすすめでない時期は?
理学療法士の転職でおすすめでない時期もあります。以下を参考にしていただき適切な転職時期を見極めていきましょう。さて、どういう時期が理学療法士の転職におすすめでない時期なのでしょうか。3つありますので解説していきます。
- 経験年数1年未満(1年目)
- 人の入れ替わりが激しい時期
- 自分のライフステージが変化する時期
経験年数1年未満
経験年数1年未満での転職は採用者からすると、いくつかの疑問が生まれます。
- 長続きしないタイプ?
- 適応能力大丈夫?
- 何かクセのある人なんじゃないの?
というような疑問が生まれます。
確かに疑問に合致する人もいるかもしれませんが、全員そうであるはずはありません。
理由があって転職する人はたくさんいます。しっかりとした理由がある際は面接などであらかじめ言っておくといいですよ。しかし、前の職場の悪口のようないいかたは避けましょう。同情というよりも、情報をリークする人と思われてしまいます。
入れ替わりの激しい時期
3月、9月は人手不足でとてもバタバタしている時期です。私も9月は患者数平均20人、3月は30人でした。特に3月は壊滅的です。
転職でおすすめでないとは言いましたがこの時期の経験者入職は救世主的存在となります。しかし、全員がバタバタしていますのである程度、仕事を効率良くさばける人でないとあまりおすすめはしません。
自分のライフステージが変化する時期
人生にはライフステージというものがあります。
例えば
- 家を買う
- 結婚して妊娠や出産
家を購入する際はキャッシュで購入する人は少ないと思います。だいたいの人は住宅ローンを利用すると思います。住宅ローンを組むには審査があります。長期的にしっかり返済してくれるかを見られます。名の知れた大手病院だとすんなり通ります。小規模病院、クリニック、事業所だとローン審査が通るのに時間がかかるみたいです。
結婚して子供が産まれるタイミングでの転職はおすすめできません。私の経験ですが子供が産まれた時に必要な事は「安定」です。「安定」はとても大切だと感じました。もし、今の職場がブラックな職場であるならばライフステージが変化する前に「安定」した職場への転職をおすすめします。
タイミングは難しいですが、解説した通り転職におすすめしない時期は避けた方が無難です。
理学療法士経験年数4〜6年目での転職はどうなのか?
理学療法士経験年数4〜6年目での転職はとてもおすすめできます。転職する時期で1番ベストタイミングだと思います。理由は3つあります。
- 専門性が確立
- 圧倒的な挑戦力がみなぎる
- ライフステージが変化する前
専門性が確立する
経験年数4〜6年となると4年目はチームローテーションが終了して専門的な分野に配属されたタイミング、6年目は専門的分野にて数年経験を積んでいることになります。
1年目から3年目までの経験から専門的にやっていきたい分野が確立してきます。専門的な分野が確立してくると、「もっと専門的にやっているところで今の経験を活かしてやっていきたいな」という気持ちが生まれます。モチベーションも最大限にアップしている時期でもあるので時期として非常におすすめです。
圧倒的な挑戦力がみなぎる
専門的な分野で理学療法をしていると圧倒的に挑戦力がみなぎってきます。この頃から外部への興味が出始めてきます。そしてさらに高く挑戦していきたい気持ちが出てきます。
このタイミングが1番成長するタイミングだと思います。この挑戦力がみなぎっている今、さらに挑戦できる職場に転職する方法もあります。もちろん、今の職場で挑戦し続ける事もアリです。
ライフステージが変化する前
上記で紹介したライフステージが変化する時は転職をおすすめしませんが、変化する前の転職はいいと思います。今のうちから将来のライフプランを立てておきましょう。そのスケジュールによって転職活動をすることをおすすめします。
理学療法士の転職を成功させるコツならこちらから
理学療法士転職のタイミングで悩んでいる時は?
理学療法士転職のタイミングを自分で考えるのは大変ですよね。その時は転職のプロである転職サイトを利用しましょう。転職サイトを利用すると、転職のプロの担当者がついて転職のノウハウからスケジュール、履歴書添削、面接対策、内定後の年収交渉などをしてくれます。そしてサービスをいくら利用しても無料です。応募か登録まで非常に簡単にできます。
登録は1分程度で可能です。3つのエージェントを登録しておくと転職も成功しやすいよ!
おすすめする理学療法士の転職サイトは以下にリンクを貼っておきますので是非参考にしてみてください。
理学療法士としての転職理由
理学療法士としての転職理由は、様々な要素から生じることがあります。年齢や勤続年数、状況に応じて、新しい企業や待遇を求めることが生活の充実に繋がる場合があります。スタッフや利用者との関係、賞与の回数なども転職を検討する際の要因となります。
不満が積み重なり、転職を決意する際には、アピールポイントをしっかりと整理し、企業へのアピールを準備します。専門学校やジョブメドレーなどの求人情報を活用し、人事からのフィードバックや待遇の更新日なども注意深く確認することが大切です。
転職を検討する理学療法士は、個々の状況に合った転職理由を明確にし、新たな職場での充実したキャリアを築くためのステップを踏んでいくといいでしょう。
転職エージェントを利用してフワフワした理由を固める事ができます。
円満退社のコツ
退職をするのであれば円満退社をするにこしたことはありません。円満退社ってどうすればできるの?って思いませんか?コツがありますので紹介していきます。
- 最低でも退職1ヶ月前に所属長へ退職の旨を伝える
- 礼儀正しいコミュニケーションを
- しっかりとした引継ぎ
最低でも退職1ヶ月前に所属長へ退職の旨を伝える
なぜ1ヶ月前かといいますと、退職後の人員配置や業務の引継ぎを余裕を持って行うためです。いきなり戦力となっていた1人が抜けた穴はかなり大きいです。その穴を埋めるためには時間がかかります。急に退職を伝える事は不親切なので控えましょう。
礼儀正しいコミュニケーションを
礼儀正しいコミュニケーションとは、退職の理由や感謝の意を上司や同僚に伝えることです。本当に感謝している場合は伝えやすいですが、職場の環境が良くない時は伝える内容自体ないですよね。その場合は、嘘でもいいので伝えておきましょう。1つのマニュアルとして認識しておくと気が楽です。
しっかりとした引継ぎ
任せられていた業務や担当患者さんの引継ぎをします。引継ぎは引き継がれる方が円滑に実施できるようにしっかりと行いましょう。
円満退社は、長いキャリアにおいて評判や人間関係を築く上で重要です。特に理学療法士ですと狭い世界なので悪い噂は一瞬でで回ります。このコツをうまく活用して円満に退職しましょう。
立つ鳥跡を濁さず!なんだかんだで重要!
転職回数の上限
転職回数はどのくらいまで大丈夫なのかというと、20代では3回、30代では5回で多いと言われています。
回数が多い、または入職して数カ月で退職したとしても退職理由がしっかりと答えられていれば悪い印象は持たれません。面接などで退職理由を伝えられる事。今後のキャリアプランを伝えられる事がとても大切になります。
以下のリンクでは面接で好印象な退職理由についても解説しているよ。
まとめ
このサイトに訪れた皆様は理学療法士何年目でしょうか?1番おすすめな転職時期は経験4年目以上と解説していますが、経験年数毎に必要なスキルさえしっかりとおさえていれば大丈夫です。
まずは、転職活動のスタートとして転職サイト(エージェント)に登録することをおすすめします。
あなたの悩み解決は俺に任せろ!月太郎でした!