リハビリで20単位のノルマは最悪。地獄の日々から脱出

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この記事を読んでいる方は、リハビリで20単位のノルマに苦しんでいる方たちだと思います。よく20単位のノルマを毎日こなせていますね。すごすぎです。そろそろノルマの地獄の日々から脱出してもいいのではないでしょうか。

unwavering ptを運営している理学療法士10年目で様々なセラピストの悩み解決をしています月太郎です。日々の経験の中から、皆様の悩みを解決していきます。

目次

リハビリで20単位ノルマはきつい?

リハビリで20単位をとるとなると合計400分。すなわち6時間40分となります。クリニックなどではよくあるノルマのようです。病院勤務ではなんとか20単位は残業ありきでとることはできますが毎日のノルマとなるととてもきついです。18単位でも心身・精神的にきつい時もあるなかで20単位となると辛いとしかいいようがありません。

月太郎

私は単位ノルマが20単位だったら無理ですね。

リハビリで20単位ノルマ無理!
リハビリで20単位ノルマ無理!

リハビリで20単位より少ない18単位ノルマはきつい?

リハビリで18単位をとるという事は、1単位は20分のため18単位では360分、すなわち6時間がリハビリテーションにかかる時間です。この6時間はノンストップでリハビリテーションを実施した際の時間です。朝の朝礼や部内業務、患者の送迎、カルテ記載の時間を加えるとすぐに労働時間の8時間を超えてしまいます。また、病院業務ではカンファレンスなどがあるためその時間が最低でも30分であるとその分上乗せされるためとてもきついです。

月太郎

18単位は当たり前といわれていますが実際はきついです。

リハビリにおける20単位のノルマは普通なの?

皆様もリハビリで単位のノルマは必ずといっていいほど課せられていると思います。この単位のノルマは私たちの業務効率を著明に低下させますよね。

皆様も共通であろう18単位のノルマについて以下に解説していきます。

基本的に18単位がノルマ

基本的には一日で18単位を取ることがノルマとなっています。

皆様も一日18単位はとれるようにしましょうとなっている所が多いとおもいます。中には22単位がノルマという職場もあるようです。

実際、18単位って結構きついですよね。単位を気にしなくていいよという職場は正直聞いたことがありません。

なぜ18単位がノルマの基準?

どこにいっても18単位。この18単位ってなんでノルマの基準なの?と思いませんか?実は理由があります。

一日18単位、1単位当たり20分で実施していれば、最低でも一日で18単位実施すると利益になるということです。

経営上の理由ですね。

18単位とるとどれだけ利益になるの?

上記では、最低一日で18単位とれば利益になるということですが、どのくらい利益になるのか解説していきます。

算定区分を脳血管Iとしましょう。1単位当たりの診療報酬は245点となります。月間で20日勤務したとすると一日18単位とることで月間で88万2000円となります。余裕でもらってる月給以上稼いでますよね。

時間から見ても、18単位とるには6時間必要で一日の、勤務時間が7.5から、8時間勤務であれば実現可能となるためです。

ノルマの上限値がある

リハビリのノルマでも上限値というものがあります。

結論。一週間の上限値は108単位です。108単位は、週5勤務であったら一日21.6単位を取ることになります。

一日24単位ってどうなの?

結論!確実に法律に引っかかります。一週間の上限である108単位も越えますね。

まず、24単位とるとすると、8時間勤務であれば移動時間やその他の業務の時間を0にすると実現可能です。この時点で監査に引っかかります。

一度皆様の職場のノルマはどうなっているのか考えてみましょう。実は、18単位というノルマは意外とホワイトなノルマっていうこともあります。

21単位ノルマはめちゃくちゃつらいです。むしろ心臓リハビリテーションの集団リハビリテーション以外でどうやって取るのか教えてもらいたいくらいです。

リハビリで20単位より上の24単位ノルマはあり得るの?

上記でリハビリ単位が18単位できつい事を解説してきました。24単位はきついを通り越します。24単位は480分すなわち8時間となります。実際に24単位ノルマは世の中に存在するみたいです。病院、あるいはクリニックの経営方針で「上手くとれ」と言われるようです。ノルマを達成できないと給料泥棒と言われる施設もあります。給料に関しては上がる事なく経営がきついと言われ低賃金のケースもあります。PT-OT-ST.NET参考

こういったケースですと単位の不正請求問題も増えます。犯罪になりますので心当たりのある方は一刻も早く転職をおすすめします。

月太郎

転職サイトを利用するとホワイトな職場が見つかりやすいです。

施設別でノルマは異なるの?

この記事を読んでくださっている方々は様々な施設で働いていると思います。

施設別でノルマの違いをまとめてみました。

以下に順番に解説していきます。

医療機関でのリハビリノルマ

医療機関でのリハビリノルマは、なんといっても一日18単位ですね。

中には21単位というところもあります。21単位取るには、患者さんの送迎がない、カンファレンス参加がないなど特別な状況でないと、なかなか難しいです。余裕で定時を超えます。

一日18単位ですと、患者さんにあてる時間が6時間で残りの2時間を、他の業務や移動時間にあてることができます。

急性期病院で18単位取る事はとても大変です。以下の記事では忙しい急性期病院でのやりくりの仕方を解説しています。

忙しい急性期の理学療法士が実践する時間管理術

地域包括ケア病棟でもノルマがある

理学療法士、作業療法士が実施するリハビリテーションが包括化されていますが、一日当たりのリハビリテーション実施単位数の最低基準が設けられているためノルマは変わらず存在します。

訪問看護ステーションでのリハビリノルマ

訪問リハビリテーションでは、単位数というよりも一日の訪問件数がノルマとなっています。

訪問リハビリテーションの場合は、事業所から訪問先の距離によっても変わります。

しかし、給料形態が歩合制のところが多く訪問件数が多ければ多いほどインセンティブをもらえるところが多いです。

介護施設でのリハビリノルマ

平均的には16単位というところが多いそうです。Xでツイートを見つけましたので紹介しておきます。

リハビリノルマがないところってある?

リハビリノルマがないところはあるのかと、疑問に思う方もいらっしゃると思います。

結論!職場によってないところもあります。医療機関ですと少ない印象ですが老健などではノルマのない所もあるようです。

リハビリノルマに対する名前の声

Xから引用

復帰後からとんでもない業務量を課せられている

月太郎

通常業務で21単位とるだけでも大変なのに、それに加えて管理業務、その他の業務が追加されるのは私でもどう処理していいのかわかりません。残業する他ないですね。

1日33単位取ることも

月太郎

33単位は、現実的でないですね。何よりも患者さんとためにもなりませんし、ノルマをこなしているセラピストが追い込まれてしまいます。かなりブラックですね。このようなノルマで働いている方は一刻も早く転職した方がいいです。

月太郎の施設では

私の職場では、基本的に18単位がノルマとなっています。大規模な病院なのでカンファレンスや委員会などがたくさんあります。その中で18単位をとるのは難渋します。また、学生担当をした際は現在の時代では定時に学生も終了させる時代になっています。そのため業務中にフィードバックの時間を設ける他ありません。

部内の働き方改革でカンファレンスがもし40分参加であればノルマは16単位、学生担当している職員はノルマ16単位という形を取るようになりました。

結果、とても働きやすい環境となっています。

リハビリで単位のノルマが引き起こす弊害

リハビリで単位のノルマを気にしすぎると様々な弊害が産まれます。それは、身体を壊したり、法に触れることになったりとあります。以下に解説していきます。

オーバーワーク

まずは、オーバーワークです。一日24単位のノルマやカンファレンスや学生指導をしていてもノルマが変わらない場合は通常の業務よりオーバーワークになります。常に時間に追われるため単位を稼がなくては、早く回さなくてはという考えが強くなります。これは、患者さんにとってとてもリスクです。そして、セラピストのあなたの心身も壊しかねません。今一度見直す必要があります。

水増し請求

水増し請求、これは絶対にやってはいけない事です。完全に法律違反になります。何よりも患者さんへの不利益が大きいです。水増し請求とは、たとえば、15分しか実施していないのに1単位を取るなど水増しして請求している事を指します。

水増し請求するくらいであれば、そのような過剰な業務量がないところに転職するか、働き方改革を起こしたほうがいいです。

リハビリでの20単位ノルマが辛い時の解決策

リハビリでの20単位のノルマが辛すぎてどうしたらいいか路頭に迷う人が多いと思います。

このままであり続ける事は本当にいい事なのでしょうか?

以下に解決策を解説していきます。

管理者に相談

まず、管理者に対して現場の業務オーバーワーク、心身が疲労している事を伝えましょう。あなたが辛いと思っていたら他のスタッフも間違いなく辛いと思っていると思いますのでみんなで相談しに行くと効果的です。

違法の請求をするほどであれば告知

違法の請求をするほどのノルマで、しかも管理者に改革を進めても取り入ってもらえない場合もあります。その際は、匿名で告知することも手段の一つです。

転職

長年やり続けていた事というのは大きな革命が起きない限りなかなか変わらない事が現状です。

当サイトでも一番おすすめな解決方法が転職です。転職は、転職サイトを利用する事でより良い職場が見つかる可能性が高まります。

転職サイトは転職相談から履歴書添削、面接対策、内定後の年収交渉までしてくれます。ここまでサポートがあっても完全無料で利用することが可能です。

月太郎のおすすめする転職サイトのリンクを貼っておきますので参考にしてみてください。単位ノルマ地獄から抜け出そう!

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キャリア相談とアドバイス

転職エージェントは、転職だけでなく、今後のキャリアプランについても相談できる存在です。現在の職場にいるべきか、転職すべきかの判断をする際にも、エージェントのアドバイスは非常に参考になります。彼らは業界のトレンドを把握しており、どのようなスキルが将来的に重要になるか、どのような職場が今後発展するかといった情報を提供してくれるため、今後のキャリアを計画するための大きな支えとなります。

転職活動のサポート

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まとめ

最後まで読んでくださりありがとうごさいます。リハビリの単位のノルマについて自分の職場とまずは比較してみてください。

実際20単位がノルマであれば相当きついです。毎日の事なので辛いと感じたら他を探す事がおすすめです。 

この記事に辿り着いた時点でおそらく単位ノルマに皆様苦しんでおられると思います。

一番のおすすめ解決策は転職です。新しく改革をしていくよりも、最初からホワイトに出来上がっている職場に入った方が確実に近道です。

月太郎

あなたの悩み解決は俺に任せろ。月太郎でした。

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この記事を書いた人

大型超急性期病院勤務の理学療法士(経験年数10年)の月太郎です。
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このサイトは、中堅理学療法士向けに悩み解決と、おすすめの転職サイトを紹介しています。今回お会いできたことをきっかけに人生右肩上がりに変えていきましょう!

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