現場からの警鐘:訪問リハビリテーションのきつい現実

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現場からの警鐘:訪問リハビリテーションのきつい現実

訪問リハビリテーションに興味があって、実際に訪問リハビリテーションってきついの?具体的にどのようなところがきついの?と不安を抱えていませんか?この記事では、その悩みを解決していきますので是非最後までご覧ください。

unwavering ptを運営している月太郎です。日々の経験の中から、皆様の悩みを解決するとともに、新たな人生の第一歩を踏み出せるよう転職サイトを紹介しています。

目次

訪問リハビリテーションはきついの?

訪問リハビリテーションはきついの?
訪問リハビリテーションはきついの?

理学療法士として訪問リハビリテーションに従事することは、確かに体力的、精神的にきついですが、これらの課題は適切な対策とサポート体制を整えることで乗り越えることが可能です。

訪問リハビリテーションがきついと感じる主な理由には、仕事量の多さ、休日の取りづらさ、仕事量に対する給料の不釣り合い、体力への負担、そして精神的な重圧があります。以下でそれぞれ解説していきます。

きついと言われる理由

訪問リハビリテーションがきついと言われる理由は以下の通りです。

  • 仕事量が多い
  • 休日が取りずらい
  • 仕事の割に給料が低い
  • 体力がきつい
  • 精神的にきつい
  • 感染対策がきつい

それぞれ順番に解説していきます。

仕事量が多い

日々の訪問件数が多く、病院や施設での勤務と比較しても、一人当たりの担当範囲が広いことが挙げられます。

例えば、1人あたりのリハビリテーション実施時間も30分単位と長いです。全員訪問し事業所に、帰った後に記録を書いたりするとすぐオーバーワークとなります。

月太郎

中には直行、直帰できるところもあるみたいです。

休日が取りずらい

基本的に土日休みの事業所が多いですが、逆に土日もやっている事業所があります。また、マンパワーが不足していると有休が取りずらい事が起こります。

月太郎

マンパワーが少ないと休みの分をフォローしきれないため結果的に有休が取りずらい。

仕事量の割に給料が低い

専門職であるにも関わらず、他の医療職種に比べて報酬が低めに設定されているケースが見られます。

月太郎

よく選ばないと本当に給料が低いところもあります。

精神的にきつい

利用者や家族とのコミュニケーション、時には厳しい環境下でのサービス提供など、精神的負担が大きいです。

月太郎

不衛生の家や、利用者さんがキャラ的に大変な場合はとてもストレスになります。

体力がきつい

訪問リハビリは体力的にも要求が厳しい仕事です。移動に関する大変さ、悪天候時の訪問、時間に追われる中でのサービス提供、そして機材や資材の運搬は日常茶飯事。

特に、リハビリテーション器具を携帯し、様々な地形や環境での作業は、体力だけでなく、計画性や臨機応変な対応能力をも求められます。

移動が大変

理学療法士としての一日は、利用者宅や施設を訪問することから始まります。地域によっては公共交通機関の利用が困難な場合もあり、自動車での長距離移動が必須となることが多いです。この移動時間は、患者へのサービス提供時間に加えて考慮する必要があります。

月太郎

都内だと自動車でなくほとんど自転車が多いです。全部が自転車移動なので距離や地形によってはかなりきつい。

悪天候だときつい

訪問リハビリテーションの仕事は、雨や雪といった悪天候の中でも続きます。特に冬場の雪深い地域や、夏場の猛暑においては、患者さんのもとへ安全に、かつ時間通りに到着することが一層困難になります。悪天候時の移動は、体力的な負担だけでなく、精神的なストレスも伴います。

月太郎

大雨でも大風でも自転車を使わないといけないと考えるときつすぎ!

時間に追われる

患者さん一人ひとりに対して質の高いリハビリテーションサービスを提供するためには、限られた時間内で効率的に行動する必要があります。

訪問スケジュールは密であり、予期せぬ交通渋滞や訪問先での延長などが発生すると、次の訪問スケジュールに影響を及ぼし、終日時間に追われることになります。

月太郎

特に次の訪問先が遠い場合はもっも時間に追われます。

荷物が多い

理学療法士は、リハビリテーションに必要な機材や資料を常に携帯しています。これらの荷物は、一日のうちに複数の訪問先を回るうえで大きな負担となります。特に階段の多いアパートやマンションでの訪問は、体力的な負担が増大します。

月太郎

重い荷物を持っての移動大変です。わたしなんて、血圧計と聴診器だけでも重く感じます。

感染対策がきつい

コロナなどが流行ると感染対策がとても大変。医療機関では簡単に感染対策できるところが、訪問先で行わなければいけないことはとても骨が折れます。

月太郎

しっかりとした感染対策をすることはとても大変。

訪問リハビリテーションがきついと感じた時の対処法

訪問リハビリテーションがきついと感じた時の対処法
訪問リハビリテーションがきついと感じた時の対処法

きついと感じた時には、以下の対処法が有効です。

  • 上司に相談
  • 業務改善をする
  • 部署を移動させてもらう
  • 転職

それぞれ順番に解説していきます。

上司に相談

仕事の量やスケジュールの調整が必要な場合、まずは上司や管理者に相談することが大切です。職場環境の改善や業務配分の見直しを提案し、実現可能な解決策を一緒に考えてもらうことが重要です。

月太郎

1人で抱えないようにしましょう。

業務改善をする

自身の仕事の進め方を見直し、時間管理や効率化を図ることで、業務の負担を軽減できる場合があります。

例えば、訪問ルートの最適化、事務作業の効率化、または移動中の休息時間の確保などが考えられます。

月太郎

どんどん無駄をなくしていこう。適したスケジューリングは効率性をアップさせます。

部署を移動させてもらう

訪問リハビリテーション以外の部署や職種への異動を希望することも一つの解決策です。

異動によって、新たな職場環境や仕事内容による刺激を受け、キャリアの幅を広げることができます。

月太郎

人間関係で困る人もいます。その際は部署移動が一番。

転職

場合によっては、転職を検討することも必要です。自身の健康やキャリアを第一に考え、より良い労働環境を求めて行動することが重要です。

月太郎

上記の部署移動が困難であった場合や給料が低すぎる場合は転職を視野にいれるといいです。

訪問リハビリテーションの良いところは?

訪問リハビリテーションの良いところは?
訪問リハビリテーションの良いところは?

訪問リハビリテーションの仕事には、多くの魅力があります。それは以下の通りです。

  • 柔軟なスケジューリングが立てられる
  • 一対一で深く関われる
  • 多職種と関われる
  • 給料が高い、稼げる
  • 移動時間にリフレッシュできる

それぞれ順番に解説していきます。

柔軟なスケジューリングが立てられる

自身でスケジュールを管理できるため、プライベートの時間を大切にしながら仕事をすることが可能です。また、患者さんの状況に応じて訪問時間を調整するなど、柔軟な働き方が求められる場合が多く、自己管理能力が高まります。

月太郎

病院みたいに余計な仕事が少ないです。

一対一で深く関われる

訪問リハビリテーションでは、利用者さん一人ひとりと密接に関わり、その人の生活環境やニーズに合わせた個別のリハビリプランを提供します。

このような一対一の関係は、患者さんの小さな変化にも気づき、大きなやりがいを感じることができます。

月太郎

特に生の生活を見たい人には最適

多職種と関われる

訪問リハビリテーションの業務では、看護師、作業療法士、介護職員といった多職種の専門家と協働する機会が多くあります。

これにより、他職種の知識や技術を学び、自身の専門性を高めることができるとともに、チーム医療の一環としてより質の高いサービスを提供することが可能になります。

月太郎

医療者だけでなく、ケアマネジャー、福祉用具屋さんなど医療現場では関われない職種とも関われます。

給料が高い、稼げる

地域や事業所によっては、訪問リハビリテーションの専門家に高い報酬を設定している場合があります。

特に、専門性を要する分野や、人手不足が顕著な地域では、より高い給与を得ることが可能です。また、インセンティブを狙うことで収入アップが期待できます。

月太郎

訪問リハビリテーションは場所とやり方によっては一番稼げるかも!

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移動時間にリフレッシュできる

移動時間を有効に利用することで、次の訪問先への移動中に一時的なリフレッシュタイムとすることができます。音楽を聴いたり、ポッドキャストを楽しんだりしながら、メンタルのリセットを図ることができます。

月太郎

車での移動ですと、移動中は好きな事ができるのでかなりのリフレッシュになります。

訪問リハビリテーションに向いている人

訪問リハビリテーションに向いている人
訪問リハビリテーションに向いている人

訪問リハビリテーションには、特定の能力や特性を持つ人が向いています。特徴は以下の通りです。

  • コミュニケーション能力が高い人
  • 柔軟性のある人
  • 自己管理能力のある人
  • 体力のある人
  • とにかく稼ぎたい人

それぞれ順番に解説していきます。

コミュニケーション能力の高い人

利用者さんやその家族、他の医療・介護スタッフとの効果的なコミュニケーションが重要になるため、高いコミュニケーション能力を持つ人が向いています。

柔軟性のある人

患者さんの状態や環境は常に変化します。そのため、柔軟に対応できる柔軟性を持ち合わせている人がこの仕事には適しています。

月太郎

介入時は1人なので臨機応変に対応できる能力が必要です。

自己管理能力のある人

自身でスケジュールを管理し、効率的に仕事を進める自己管理能力が求められます。

月太郎

一日の訪問件数が多いと緻密なスケジュール管理が必要となります。

体力のある人

移動が多く、都内ではほとんどが自転車です。雨、雪、台風でも自転車を使わないといけません。基本的な体力を持っている人が適しています。

月太郎

体力がない人は最初はきついかも。

とにかく稼ぎたい人

専門性を活かして、特定の地域や条件下で高収入を目指すことが可能です。訪問リハビリテーションは、特に需要が高く、人手不足の地域や専門分野では、その専門性を高く評価され、給与面での優遇が期待できます。

月太郎

転職サイトである転職エージェントを利用すると高収入を狙いやすいよ。あとで解説します。

以下のリンクでは、訪問リハビリテーションの給料の高さを解説しています。ご覧ください。

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訪問リハビリテーションは人間関係が楽

訪問リハビリテーションの仕事は、他の医療・介護職種に比べて人間関係が構築しやすいという特徴があります。特徴は以下の通りです。

  • 一対一の関係性
  • 長期間担当できる
  • チームで連携できる

それぞれ順番に解説していきます。

一対一の関係性

患者さんとの一対一の関わりは、深い信頼関係を築く大きな機会です。長期間にわたり関わることで、患者さんの小さな変化に気づきやすく、それに対して適切なサポートを提供できるのはこの職種ならではの魅力です。

月太郎

訪問リハビリテーションは本当に長い期間関わります。

長期間担当できる

一人の患者さんを長期間担当することで、その人のライフステージや生活環境の変化に合わせたサポートを続けることができます。これにより、利用者さんだけでなく、家族との関係性も深まります。

月太郎

利用者さんやその家族の心のよりどころになりますね。

チームで連携できる

訪問リハビリテーションでは、看護師、作業療法士、介護スタッフといった他職種との協力が必須です。チームで協力し合うことで、一人ひとりの専門性を活かした包括的なサポートを提供でき、職場での人間関係が構築しやすくなります。

月太郎

医療機関も同じですが、チームで利用者さんを見ていきます。

訪問リハビリの失敗しない求人の探し方

訪問リハビリの失敗しない求人の探し方
訪問リハビリの失敗しない求人の探し方

お待たせしました。皆様が一番気になるであろう訪問リハビリテーションの求人を探す際に失敗しないためのポイントをいくつかご紹介します。理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)など、訪問リハビリで働く専門職の方が気をつけるべきことです。

評判の調査

勤務を希望する機関の評判をチェックしましょう。インターネットでのレビュー、業界のフォーラムやSNSでの口コミを調査します。

月太郎

評判を100%信じないようにしてください。

待遇の比較

給与、勤務時間、休日の数、残業の有無、福利厚生などを比較します。また、キャリアアップの支援や研修制度が充実しているかも重要なポイントです。

月太郎

自分の職場としっかり比較する事が大切。

事業内容と理念の確認

訪問リハビリテーションを提供する機関の事業内容と理念を理解し、自分の価値観やキャリア目標と合致しているか確認しましょう。

月太郎

理念や価値観が異なると入職した際に何か違うなとなってしまいます。

働く場所

勤務地の地域や環境も重要です。通勤のしやすさや、訪問エリアの安全性など、実際に働く場所を確認することが大切です。

月太郎

例えば自転車を使う際、交通状態、地形はどうか、そして治安なども調査しておくと良いです。

契約内容の確認

雇用形態(正社員、パートタイマー、契約社員など)や契約期間、試用期間の有無と条件をしっかり確認しましょう。

面接時の質問

面接では、具体的な業務内容、チームの構成、患者様の特徴、訪問エリアの広さなど、聞きたいことをリストアップしておき、明確に聞くことが大切です。

月太郎

しっかり練習しておくことをおすすめします。

以下のリンクは失敗しない面接対策について解説した記事です。ご覧ください。

転職面接を制覇する理学療法士の戦略

転職サイトやエージェントの活用

これが一番おすすめです。専門の転職サイトやエージェントを利用して情報を集める。業界に精通したコンサルタントからのアドバイスを受けることができます。また、履歴書の書き方、面接対策、給料交渉などもしてくれます。

月太郎

ぶっちゃけ、転職エージェントを利用すると全部サポートしてくれます。

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実際に職場を見る

可能であれば、実際に職場を訪れて、雰囲気や働いている人たちを見ることが推奨されます。事前に見学が可能かどうかを確認しましょう。

月太郎

職場の雰囲気をしっかりと感じましょう。直感も大切。

これらのポイントを踏まえて求人を探すことで、訪問リハビリテーションの分野での失敗しない転職活動が可能になります。重要なのは、自分のニーズと職場が提供する条件が合致しているかどうかをしっかりと見極めることです。

訪問リハビリテーションはきついの?に関するQ&A

訪問リハビリテーションはきついの?に関するQ&A

訪問リハビリテーションの仕事がきついと思われがちですが、以下のQ&Aでよくある疑問に答えます。

体力的に不安があるのですが?

移動に伴う体力的な負担は確かにありますが、適切な休息と体力管理により、多くの理学療法士が長く働いています。また、移動手段の工夫や荷物の整理も助けになります。

精神的なストレスは大きいですか?

利用者や家族との深い関わりからくる精神的なストレスはありますが、同僚や上司とのサポート体制を整えることで、対処が可能です。

感染症対策について心配なのですが?

徹底した感染症対策を行うことで、リスクを最小限に抑えることができます。訪問前後の手洗い、消毒、マスクの着用などが基本です。

仕事のやりがいは感じますか?

患者さんの生活の質の向上に直接貢献できる点が大きなやりがいとなっています。また、柔軟なスケジューリングや一対一での深い関わりも、この仕事ならではの魅力です。

訪問リハビリ以外のキャリアはありますか?

訪問リハビリテーションの経験は非常に価値が高く、病院や施設でのリハビリ職、管理職への道、さらには教育や研究職への転身も可能です。

まとめ

まとめ
まとめ

訪問リハビリテーションは、体力的、精神的にきつい側面がある一方で、患者さんの生活の質の向上に直接貢献できる大きなやりがいを感じることができる職種です。

一対一で深く関われること、多職種と連携すること、そして柔軟なスケジューリングが可能であることなど、多くの魅力があります。

この職種に向いている人は、高いコミュニケーション能力、柔軟性、自己管理能力を持ち、体力に自信のある人です。また、人間関係を重視する方にとっても、チーム医療の一員としてやりがいを感じられる職場環境があります。

訪問リハビリテーションは多くのきついこともありますが、それを乗り越えた時、得られる充実感は計り知れません。

月太郎

あなたの悩み解決は俺に任せろ!月太郎でした。

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この記事を書いた人

大型超急性期病院勤務の理学療法士(経験年数10年)の月太郎です。
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